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カメラのフォーカス・お泊り撮影会 ‐2020②

ROUTEスタッフが普段知りえないカフェやお宿のゲストさん(今回はカメラのフォーカス撮影メンバーさんたち)目線や過ごし方や楽しみ方を「写真」を通じ共有できたらということで企画しましたお泊り撮影会。「カメラのフォーカスメンバー」さんには実際にROUTEのファミリールームやCABINに滞在してもらい、料理を作ったり持ち寄ったり、好きな持ち物を連れてきたり、各々の撮影を楽しんでいただきました。

今回は、メンバーの一ノ瀬さんの写真をご紹介したいと思います。わたしたちのお気に入りは、閉店後のカフェで撮られた写真。一日の営業を終えてお店がひとやすみしているような雰囲気がたまらないです。ROUTEスタッフは日常すぎ無意識のうちに過ぎ去ってしまう時間。

今回の撮影会に合わせ蒲公英さんが用意してくれた小さな花が静かに。。。

一ノ瀬整次さんのお仕事は職業カメラマン。フォーカスさんの企画では技術的なことなどのアドバイスもなさっていたりみんなの頼れる師匠。静かに優しく見守っておられる姿がとても印象的です。

最近の被写体テーマは「窓」と伺いました。長崎の窓、日本の窓、次回ぜひに見せて頂きたいです!

他の写真もご紹介したかったのですが、またの機会にぜひ。。。一ノ瀬さん、ありがとうございました!

カメラのフォーカス・お泊り撮影会 ‐2020①

昨秋、ROUTEと「カメラのフォーカス」のお泊り撮影会の際、フォーカスメンバーのみなさんが撮影してくれた写真を複数回ご紹介したいと思います。

shimachan

ROUTEスタッフが普段知りえないカフェやお宿のゲストさん(今回はフォーカスの撮影メンバーさんたち)目線や過ごし方や楽しみ方を「写真」で共有できたらという発想から企画しました。
フォーカスメンバーには実際にROUTEのファミリールームやCABINに滞在してもらい、料理を作ったり持ち寄ったり、好きな持ち物を連れてきたり、各々の撮影を自由に楽しんでいただきました。主催リーダーのしまちゃん曰く、「みんなを見張っていないと撮影そっちのけで食べるのに夢中になるんですよ!」と笑いながら話してくれました。企画していた写真の持ち寄り会はコロナ第二波の影響もあり中止となってしまいその場で共有することはできませんでしたが、こちらのブログにて出来る限り写真をピックアップしていきたいと思います。

カメラのフォーカスはまちの写真屋さんとして愛されてきましたが、2019年秋に49年の歴史に幕を閉じることになりました。フォーカスさんは日々の活動や企画を通し、写真の魅力とともに、たくさんの出会いとコミュニケーションを生み出し続ける貴重な場所で、まちに行くと用がなくともふらりと立ち寄ってしまうような、地元民の拠り所として、とても大事な存在でした。富士フィルムの記事にもありました「写真はコミュニケーションの一つ」オーナーである通称「奥さん」(原口さん)の言葉がお店を支えてきたのだと思います。
閉店した場所を通る度、寂しく空虚な気持ちになっていたのですが、、閉店後1年強経った現在も、当時からのスタッフさんやお客さんとの撮影会や写真の持ち寄り会を定期的に継続されているということを知りました。ちょうど私たちもコロナ禍の過程でホステルあかりを閉店した後で、お店を閉めたらひとの繋がり、まちの繋がり、すべての関係が終わってしまうのではないかと恐れていた時だったので「え、お店という場所は無くなっても、そんなつながり方もあるのか・・・」と驚き、緊張していた気持ちがじんわりとほぐれていったことを覚えています。

ホステルあかり時代から一緒にお散歩&撮影の企画を行ってきた記憶が蘇りました。そして現在も続いているメンバーさんたちの活動、こうやって時間が経っても、形を変えてコミュニケーションが芽生えるのですね。「写真はコミュニケーションの一つ」という言葉がとても心に響きます。

今回の写真は、今回の企画をコーディネートしてくれましたカメラのフォーカス元スタッフのしまちゃんでした。素敵な写真をありがとう!

カフェと宿 〈ROUTE〉のホームページをリニューアルいたしました。

おかげさまで〈ROUTE〉は、2013年春の開店から7年の時を重ね現在に至ります。

今年2020年は国内外問わず世界中の人々、そしてわたしたちにとっても思いがけない年となりました。移動や旅をすることにブレーキがかかる中、どんな行動が安全な運転なのか葛藤しながらも次なる長崎を模索する毎日を過ごしております。

なかなかお店に来られない方、長崎を訪ねる機会をなかなか得にくい方も多数おられるかと思います。当店のことを知っていただく契機となりますよう工夫をしながら新しい窓口となるホームページをリニューアルいたしました。写真家繁延あづささん撮影の写真とともにどうぞご覧ください。

Instagramや Facebookなどでも日々告知していきますので、併せてご覧いただければ幸いです。

Planning, Art Direction:Azusa Kawaji
Web Design, Coding:Susumu Yamasaki (design hehe)
Photo : Azusa Shigenobu
Ring Ring! MAP : Keiko Sakai (Studio Rise), Shiho Yamamoto
Translation:Miki Yamamoto
Illustration : Yuriko Miyazaki

この春カフェと宿 〈ROUTE〉は、おかげさまで7周年を迎えました。〈ROUTE〉は、旧市街地の宿泊施設「長崎インターナショナルホステルあかり」の姉妹店として開業しました。長崎に暮らす方、長崎を訪れる方の双方にとっての窓口となれるようとの思いから「カフェと宿」を併設しております。

また〈ROUTE〉という名前は、長崎を訪れるゲストのみなさんの「旅のみちしるべ」になれるように、というスタッフの思いから選んだ言葉です。わたしたちスタッフも長崎での暮らしと新しい発見を楽しみながらゲストの皆様の旅のルートつくりをお手伝いできればと思っています。

2020年は旅を取り巻く環境も変化の著しい年となってしまいました。ニューノーマルという言葉の通り、旅やビジター産業に属する私たちも環境の変化に応じ、新しい旅をナビゲートするみちしるべとなれるよう心掛けていきたいと思っています。

残念ながら姉妹店の長崎インターナショナルホステルあかりはこの五月、十二年の歴史に幕を下ろしました。旧市街地の中島川エリアを離れること・場を閉じることで、ゲストとの思い出や記憶まで忘れてしまうのではないかと時折り悲しくもありますが、いつかはしなくてはならない決断でもありました。

ホステルあかりでゲストさんと紡いできた交流の歴史を引き継ぎつつ、新たな気持ちで 〈ROUTE〉での活動を続けていきたいと思います。

Enjoy Every Sandwich

「Enjoy Every Sandwich」はあるアメリカのミュージシャンの言葉です。癌を患い闘病生活を送っていた彼は、「1回1回のサンドイッチ(食事)を楽しもう」とこの言葉を残しました。

今この時間を大切に。分かっているつもりでいたけれど、心から理解していなかった。
今はこのサンドイッチの時間をもっと大切に感じる、と。

そんな言葉にも残されているサンドイッチは、日本の”おにぎり”のような存在なのかな、と感じています。日本人の日常の風景にある”おにぎり”は、お米に好きな具材を包んで握る。欧米人の日常にある”サンドイッチ”は、パンに好きな具材を挟む。具材は何でもOK。高級なものから、シンプルなもの、甘い物まで。サンドイッチの可能性は無限大です。

〈ROUTE〉のチョイスサンドもお好きな具材を選んで自分だけのオリジナルサンドイッチを楽しんでいただくメニューです。具材の組み合わせは果てしなく有ります。是非いろいろな組み合わせで、大切な1食を楽しんでいただけたら、と思っております。

いつも西坂の丘の上まで息を切らしてお越しいただきありがとうございます。
ごゆっくりとあなただけのサンドイッチをお楽しみください。

“Enjoy every sandwich.” – Warren Zevon